仕事・キャリアのこと

女子社員のロールモデルとはどんな女性像なのか?

気のおけないママ友との会話の中で、以前彼女が会社で働いていたときの上司の話がでました。

その上司は、仕事はとてもデキる人だったけど、服装や体型がイマイチだったので、全然憧れられなかった、とのこと。

すごくよく分かります。
日本の女性は、仕事だとか技術だとかの能力以前に、まず、(主に女性から)常に容姿による一次評価を受けているのです。

「あの人、綺麗なのに仕事もできるんだよね」とか
「まああれだけ(容姿に気を配らずに)仕事しかしていなければ、出世するよね」
とかいう具合に、純粋な能力の評価以外に必ず、容姿のチェックが入ります。

さらに、年上(と思しき)女性の場合、結婚しているか、子どもを産んでいるかというのも評価軸に加わることもあります。

女性が女性を見るときのポイント

わたし個人の意見ですが、一般的に、女性の女性に対する評価軸はこんな感じじゃないかなーと思います。若番ほど重視される項目です。

女性の女性に対する評価軸
  1. 容姿(若々しさとオシャレさ)
  2. プライベートの充実具合
  3. 仕事の能力
  4. 子どもの有無

これらの各項目をひと目で把握し、総合点でマウティングするのが、女子です

上位3項目は、思い返してみれば、それこそ中学生くらいから、女子が女子を見定める評価軸だったような気もします。学生の場合、仕事能力は成績とかに置き換わるんでしょうね。

あくまでも評価軸であるだけなので、マウンティング順位が上であればあるほど良い(憧れる・仲良くなりたい)というわけでもないんですよね〜。あまりにも上位すぎるとやっかみの対象になったりもするし。自分よりチョイ上くらいの人が割と人気がある気がしますね。

ちなみに、パートナーの有無というのは、重要度が高そうで実はそうでもありません。

上記に挙げた項目がハイスペックであれば、たとえパートナーが現時点でいないとしても、「選択的パートナー不在」とみなしてもらえるためです。

働く女性にとって子どもの存在はプラス評価

子どもを育てながら働いているのは女性から見るとプラス評価になります。

大抵の女子は、いつかは子どもを持ちたいと考えている人が大半だからです。そして、今の日本で育児と仕事を両立するというのがかなりの無理ゲーであることは理解しているので、尊敬のまなざしで見られます。

また、子どもを育てながら独身者や既婚男性と同じレベルで働いて(働けて)いる、ということは、その後ろに「家事育児に協力的な夫」と「キャリアを応援するジジババ」の存在も見え隠れします。

この環境を手に入れていることも、理想の条件かもしれません。

ただし、繰り返しますが容姿が彼女たちの許容ライン以上であることが前提です。

髪を振り乱しながら、メイクもそこそこに、毎日同じような服を着て出社するような女性の先輩に対しては、「子どもを持ちながら働くって大変だなー」という感想を持つことはあれど、「ああなりたい」とは絶対に思いません。

無理ゲーに果敢に挑んでいる猛者、という感覚で見ています。

このくらい、女性が女性を「ああなりたい」存在と認めるためには、容姿が占める割合がケタ違いだということです。

容姿という錯覚資産

そもそも、男女問わず、「容姿が良い人はそうでない人より優秀だと高評価されやすい」という事実は、科学的に証明されています。しかも、評価者は容姿で自分が他人を評価していることに全く無自覚だそうです。これを錯覚資産といいます。

錯覚資産については、詳しくはこの本を読んでみてください。
知っていると知らないとでは、人生のクオリティが確実に変わる悪魔の書です。

錯覚資産は無意識のものですが、女性は、容姿の良し悪しが人生に多大な影響をもたらすということを理解していますよね。女性が女性に対する容姿評価が厳しいのは、自分自身も周囲から容姿で一次評価を受けているという自覚からきてるものなんだと思います。

いや、別に、ロールモデルになりたいわけじゃないんだ

ここまで書いてきてなんですが、わたしはロールモデルになりたいわけじゃないんです。

でも、ルッキズム、エイジズムが当たり前に染み付いている日本においては、「歳をとること=社会的価値が下がること」なんですよ。特に女性はその格差が著しい。

アラフォーママ、「老い」と向き合う?こんな40代になりたい憧れの有名人先日、目にしたブログにこんな内容が書かれていました。 婚活市場で、30代女性が年齢を言った時、相手の男性に「えー見えない!20代に見え...

ただ生きてるだけで、どんどん自分の社会的価値が下がっていくなんて、悲しくないですか?

だからせめて、「歳を取ったらああいう風になっていたい」と思われたいんですよね。

アラフォーになっても、まだわたしは老いるということにまともに向き合えていません。

40代ももう視野に入ってきたいま、40代の10年間で自分の「老い」と「女性性」というものに対して答えが出せるような生き方をしなければなと思っています。

ちなみに、服については素敵なサービス愛用中。わたしの思う「上質な女性」イメージのラインナップが揃っています。

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