仕事・キャリアのこと

【マミートラック】社内で評価されないことにモヤモヤしていませんか?

わたしが勤務しているのは、国内のいわゆる大企業です。主力事業の市場の発展期はとうに過ぎ、今は成熟期に入っています。バブリーな時代の強気の採用の結果、30代後半から40代前半が多いイビツな人員構成となり、昇格待ちの中堅どころが溢れています。

評価制度は、周囲の社員との相対評価で決まります。
各評価レベルの割合は組織の中で決まっており、どんなに成果を挙げても、周りとの比較によっては良い評価がつくとは限らず、わたしが入社以来、この評価方法は変わっていません。

でも、あることをキッカケに、わたしは上司からそれまでより1-2段階高い評価をもらうようになりました。入社以来、一番良い評価値Aを取ったことは一度もありませんでしたが、今のところ3期連続でAを獲得しています。もちろん、残業などはほとんどしません。

この記事は、会社内で自分の思うように評価が付かないことにモヤモヤしているワーママに読んで欲しいと思います。

社内の出世レースは「ゲーム」

出世レース

どこの会社にも、同期の中で最速でコーポレラダーを上っている人達がいます。こういう人達は大抵、社内評価制度に関して生き字引レベルで熟知しています。そして決まって、社内の偉い人達の進退などにも、物凄く詳しいです。

社内の出世レースという競争の場に立つのであれば、ルールを正しく知り、正しく利用することは当たり前のことであり、プレイヤ側の義務なんですよね。それをせずに腐って不平を言ったりするプレイヤは、ゲームに参加しているとはいえません。

わこ
わこ
そう、これはゲームなんです!

会社内での査定や期末評価があなたの価値を決めるものではない、ということを理解しましょう!あれはただのゲームです!

ルールを見ないようにしていた私

見ない

以前のわたしは、こういったことにあまり興味がありませんでした。

というか、きちんと仕事をしていれば、誰かがそれを見ていて、正当に評価してくれると思って(信じて)いたというのが正しいです。前述のような「社内向け意識高い系」社員のことを冷めた目で見ていました。

人が余っている企業では、どこで社員を出世レースから「ふるい落とす」か、その理由となるマイナスポイントを目を皿にして探しています。女性社員の妊娠・出産による休職などは、上司にしてみればめちゃくちゃ言いやすい理由です。

「私はあなたを評価しているけど、知っての通り相対評価なので、休職したあなたはしょうがないよね」と言われて反論できるワーママ社員(時短継続中だったりする)はなかなかいません。

そんな諦めもあって、わたしは、社内レースを意識することを無意識に遠ざけるようになっていました。

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考えを変えたある人の言葉

しかしある時、社内のエライ人の話が私の考えを変えました。

「評価結果をお前に納得させるために、上司には面談時間の倍の準備時間を掛けさせろ」

というようなことを言われたのです。

「どうせここでゴネても結果は覆らないんだから」
「お互い気まずい想いをするくらいなら言わない方がまし」
と、そのまま結果を受け入れるのではなく、納得できなければそう伝えるべき、そこで納得いく理由を伝えるのが上司の役割である、と、その人は言いました。

目から鱗でした。

私は、このゲームのルールを全く理解していなかったのです。

ゲームに勝つためにルールを活用する

コンピュータが判断するのではなく、人の判断で評価が決まる以上、人の感情によるバグを考慮に入れるべきなのです。

評価面談の場で議論になり、気まずい思いをするのは何も被評価者だけではありません。
そんなことになれば、上司だって気まずいのです。普段、よい関係を築いており、仕事も頑張っている部下であればなおさらです。

もし、本当に甲乙つけがたい2人の部下がおり、どちらかに優劣をつけなければいけないとしたら、面談の場でメンドクサイ状態になる方には劣評価を付けないですよね。

メンドクサイやつだからマイナス評価をつける、のではなく、面談で起こり得るメンドクサさを回避したいと思う。それが人間というものです。

わこ
わこ
こういった些細なことで最終的な評価が決まっているのです

上司からメンドクサイやつだな~と思われても、デメリットないですよね。そもそも上司に説明を求めることは部下の権利ですから。もしそのことで何か嫌がらせなどされるようなことがあったら、パワハラで訴えましょう。Maxメンドクサイやつになれます!笑

社内評価値に心を削られる必要はない!

「仕事」とは、世の中に何らかの作用を与えるものです。例えば新しいサービスを開発して世に出せば、ユーザが享受するメリットや市場の反応が仕事の成果であり、それを社内の人間にどう伝えようが、サービス自体の価値は変わりません。

「5」とか「A」とかいう社内評価値は、出世レースという社内ゲームに参加している者に優劣を付けるためだけの便宜的なマークです。世の中的には何の意味もありません。

「仕事の成果」と、それに付与される「社内評価値」は、少なくとも自分の中では別のものとして考えましょう。精神的に楽です。

評価値を「コントロールしている」感覚が重要

「ルールをきちんと活用して社内評価値を最大化すべきだ」という主張と、「社内評価値は仕事の成果そのものには関連しない」という主張は、一見、矛盾しているように思うかもしれなません。

でも、矛盾ではありません。

社内評価値がどう付くのかを分かっていないと、それが数字に表れるものである以上、人の心はどうしたって値の大小に左右されてしまうからです。

低い評価値が付けば、
「わたしは仕事をする能力が低いんだ」と考えてしまいがちだし、
高い評価値が付けば、
「自分は成果を生みだしている」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。

社内評価値に一喜一憂せず、社会人としての命題(=成果を生み出す)を全うするためには、自分で評価値をコントロールしているという感覚を持つことが重要だと思います。

自分のスキルに自信を持とう

会社や上司の評価に一喜一憂してしまう理由として、「スキルがないから、転職なんてできない。自分はこの会社にしがみつくしかない」という思い込みがあると思うんです。

実際、わたしもそういう気持ちがないわけではありません。でも、以前の仕事の関係で難関資格のテストをパスした経験があり、それ以来、たいていのことはそれなりに時間をかけて学習すればできる、という自負みたいなものがあります。

わこ
わこ
子どもが2人いる状況では勉強時間を確保するのは大変だったけど、それを乗り越えたからこその自信になりました!

今だったら、プログラミングを学んで、エンジニアスキルを身につけて転職したいな〜と思っています。転職しないにしても、プログラミングスキルがあればいまの会社の中で格段に好きな仕事ができるので。

最近のプログラミングスクールは「転職・就職保証付き」というサポートがついています。これ凄いですよね。それだけスキルアップさせることに自信があるということだと思います。

プログラミングなら、会社の場所を選ばず仕事ができるので、じつはママ向けの天職なんじゃないの?って思ったりも。

3ヶ月会社休んでスキルを身に付けるとかもありですよね。そこから先仕事に困ることがないとしたら、3ヶ月なんて短いものです。


本気で考え中・・・。

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社内評価にモヤモヤしないために まとめ

社内評価にモヤモヤしないためにワーママがすべきこと
  • 評価のルールを知る!
  • 評価面談で遠慮しない。納得いかなければ納得いくまで上司に説明してもらう。それが次の評価時に影響をおよぼす!
  • 社内評価と仕事(自分)の価値はイコールではない!
  • 上記を駆使して、評価をコントロールしている感覚を持つ!
  • スキルアップして、自分に自信を持つ!

仕事の成果を出すために費やす時間も、社内評価値を高めるために費やす時間(たとえば飲み会に行って顔を売るとか)も等しく有限です。

評価値を効率よく高める方法を知ることは、言い換えれば、成果を出すために費やす時間を最大化できる、とも言えます。貴重な時間を社内政治に使うとか馬鹿らしいですよね。

仕事への取り組み方を変えることはしなくても、ただ、ルールを理解し、ルールを意識し、自分を主張するだけで、結果はかなり変わってくるはずです。

遠慮することはありません。最小の時間で社内の評価を最大限高め、空いた時間であなたのやりたいことをやりましょう。

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