サッカー

子どものサッカーが親にとって最高の娯楽であるワケ

Voicyを聴くのが習慣になっています。好きなチャンネルがいくつかあり、北野唯我さんの「そもそもラジオ」もそのうちの一つ。

10月29日のえとみほさん(Jリーグ栃木SCのマーケティングを担当)がゲストの回で、すごく共感する話がありました。

サッカーの魅力はどこにあるのか

えとみほさんの仕事であるサッカーをベースにした話題。

サッカーはヨーロッパが盛んだが、ヨーロッパではサッカーが特別なものではなく日常に溶け込んでいる。仕事終わりにふらっとスタジアムで観て帰るようなもの。Jリーグは、屋台が出たりファミリーで観戦に来たり、非日常のお祭り感があるけど、日本のサッカーがもう一段レベルが上がるためには、サッカーが日本人の日常に溶け込むことが必要。

えとみほさんが野球ではなくサッカーが好きなのは、「サッカーには中毒性があるから」

ルールや観戦環境で、観客が「ストレス」を受けるよう設計されていて、逆にそれが緩和されたときの喜びが大きい。

具体的には、

  • 夏は暑く冬は寒い。
  • 雨でもやる。
  • 前半後半45分間集中して観ないといけない(野球みたいに表裏で休憩とかない)
  • スポーツの醍醐味である得点シーンが少ない

サッカーが、応援している人の人生に深く入り込み、ある意味「義務」に近い感覚でその人の人生の一部になり、ときに感情を大きく揺さぶるということに価値を感じている。

それは、演劇とかの娯楽とは性質が違うもの。

そうなんです、サッカーって、しんどいんですよね。わたし、大学時代はサッカー部のマネージャーやってて、いまは子どもの習い事としてマネージャーみたいなことやってますが、サッカーって自然環境的にシビアなスポーツなんですよね…。でも、そのことが、サッカーの娯楽性を高めているという着眼点は目から鱗であり、かつ大いに納得してしまったのでした。

子どものサッカーという娯楽

息子の所属するチームは、近所の小学校のグラウンドを拠点とした街のサッカークラブです。運営は基本的に保護者の協力で成り立っています。週2回の土日練習では、夫は父コーチとして練習に参加、わたしはお当番でビブスの洗濯をしたりコーチに飲み物を配ったり。試合の日は朝早く起きておにぎり作ったり持ち物のチェック。父達は車だしや、他の試合の審判。冬は死ぬほど寒いし夏は暑い。待ち時間も長い。(ちなみに昨日も雨の中試合でした…。凍えた…。)

雨の中のサッカー試合雨の中の試合

でも、こんな労力やメンドくささを補ってあまりある、喜びがあるんです。いや、えとみほさんの言葉を借りれば、こんな労力やメンドくささがあるからこそ、かな。

しかも。選手は毎週毎週、練習する姿やオフの様子を見ている子どもたちなのです。成長がプレーに見えた時や、公式戦で得点した時の喜びったらありません。代表戦で日本がゴールしたときと同レベルで嬉しい。Jの好きな選手が得点したときよりは確実に嬉しい。

喜びの大きさは、自分の関わり度合いに比例するんでしょうね。

小学生でも、公式戦の場合、予選リーグを勝ち進んで決勝トーナメントになります。うちのチームみたいな中堅クラブの場合、予選リーグ突破が一つの目標なのですが、ママもパパたちも一試合ごとに一喜一憂です。わたしたちと同じような熱量をチームの他の親も持っているから、連帯感がすごい。

とにかく、娯楽としては最高なわけなんです。えとみほさんが言及していた、「日常性」「参加ストレス」「強制力」「地域密着」全て揃っているからなんだと実感します。

でもそれも、子どもも親も本気でやれば、という話です。子どもの中には、嫌々やっている子もいます。親は親で、子どもの習い事と割りきり、送り迎えだけやってあとはお任せ、というように、親があまり関わらない家庭もあります。子どものやる気についてはコントロールできないけど、親の関心が低いのはもったいないなぁと思います。こんなに楽しめる娯楽、そうそうないのに!

ハードがもたらす価値

「そもそもラジオ」では、もう一つ、ソフトが越えられないハードの壁、みたいなことも議論されていました。

Jリーグの観戦でいえば、陸上トラックがないサッカー専用スタジアムで観ることが盛り上がりには非常に重要なんだけど、日本にはそういう環境が少ないとか、駅からのアクセスが悪いスタジアムしかなかったりとか。

そういえば我が家は日産スタジアムは割とよく行く方ですが、アクセスの不便さにはうんざりします。対して、横浜スタジアムに野球観戦に行ったとき、最寄り駅から徒歩数分のアクセスの良さはすごいなと思いましたね。

サッカー家族の我が家が、特定チームのサポーターにはならない理由

我が家は、夫がサッカー部出身で、サッカーは観るのもやるのも好き。いまも子どもの父コーチをやっています。

祖父母も水戸に住んでいたからかアントラーズファン(ホーリーホックではない)。

WOWOWやスカパーの有料チャンネルもDAZNも契約して海外リーグやJリーグの結果をチェックしています。

そして、年明けといえば駅伝と高校サッカー決勝。

W杯の対戦スコアを書き込んだ表

こんなにサッカーが当たり前にある環境にも関わらず、今後もどこかのJチームのサポーターになることはきっとないと思うんです。それこそ息子がマリノスとかに入ったりしない限り。

うちのチームからマリノスのセレクション受けてる子たちもチラホラいるくらい、比較的身近な存在ではあるのです。でも、Jチームが自分の生活に密着してるかというとそんなことは全くなくて。その理由はやはり、スタジアムまで行く敷居の高さ、だと思います。新横浜駅まで1時間以内で行けるわたしですらこの感覚。サッカーが日本の日常になるというのがどれだけ遠い遠い先にあることなのか、と思わずにはいられません。スタジアムに観に行くとめちゃくちゃ楽しいんですけどね。

だから、今は、Jサポーターになるより子どものサッカーチームのサポーターの方が断然楽しいんですよね。だって近いし、同じだけの感動も味わえるから。

でも、この自分の熱量が、子どものサッカー卒業とともにいつか無くなってしまうのだろうことは想像がつくので、ちょっと勿体無い気もします。

インターネットやスマホが普及して、どこででもなんでも「情報」を手に入れることができる時代になったけど、やっぱりその場で味わえる臨場感、実体験を超える感動をネットワーク越しに得ることは、どれだけ科学が進歩しても無理なんじゃないかな、と思いますね。だからこそ、ハードが持つ威力は凄まじいし、そういった感動を生むハードにどれだけ労力をかけずにアクセスできるかということで人生の豊かさが決まってくると思う。

情報格差の時代の次は、感動格差の時代がやってくるのかも?

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